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「2001年宇宙の旅」のディスカバリー号撮影模型 10分の1で精密再現

   フィギュアなどの製作を手がける海洋堂(大阪府門真市)は、1968年公開のSF映画「2001年宇宙の旅」に登場する宇宙船「ディスカバリー号」のディスプレイモデルの受注を2018年10月25日に始めた。発送は12月ごろから順次。

  • SF映画の金字塔に登場する宇宙船を海洋堂が精密に再現
    SF映画の金字塔に登場する宇宙船を海洋堂が精密に再現
  • SF映画の金字塔に登場する宇宙船を海洋堂が精密に再現

基本形状や細部ディテールは映画の画面などから解析

   同作の撮影に使用された54フィート(16メートル)プロップ(撮影用模型)を、球体の司令船や巨大なエンジン、それらをつなぐ細長いスパイン(脊髄)モジュールに至るまで、10分の1スケールで精密に再現。版権申請が通ったことで今回のモデル化が実現したという。

   基本形状は米研究者アダム・ジョンソン氏の著書「2001 The Lost Science」掲載の図面を参考にしたほか、細部ディテールは数少ない写真と映画の画面から解析。また資料が全く存在しない左側面については、解明しているディテールを元に推測・検証した上で3D-CADで原型を設計したとのことだ。

   コックピット内にはLED4灯による発光するギミックを備え、スイッチは外観を損ねないようコマンドモジュールに収める。フォトエッチングを使用したオリジナルネームプレート、アクリルスタンドが付属する。

   初回限定の特別価格は130万円(税別)。