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東京タワー高さ50メートルに謎の3人 西側の足場にいるのは誰だ

   東京タワー(東京都港区)は2018年3月から、塔体の塗装工事を行っている。2019年の夏ごろに完了する予定だ。

   塗装は職人が手作業で行っており、現在はそのために高さ50メートル付近に足場が組まれているのだが、4月23日から西側に謎の人影が現れるようになった。それも、3人......。

  • 足場に設置された「塗装職人マネキン」
    足場に設置された「塗装職人マネキン」
  • 足場に設置された「塗装職人マネキン」

職人の大変さを伝えたい

   正体は「塗装職人マネキン」だ。手にハケを持ち、東京タワーの塗料である「インターナショナルオレンジ」のペンキを塗っている姿で、作業着にはたくさんのペンキがかかっている。

   J-CASTトレンドの取材に答えた東京タワーのマーケティング担当者によると、タワーの塗装作業は23時から朝7時ごろまで行われており、工事を知らず足場の存在を疑問に思う来観者からは「ライトアップが見えにくい」との意見も聞くとのこと。そこで、塗装工事と職人の大変さを伝えるため、作業中の職人を再現したマネキンを設置したと説明した。タワーの下から見上げることもできるが、土日祝日にのみ解放される「メインデッキ行き外階段」からだと、よりよく見えるという。

   マネキンの設置は、足場が解体される予定の5月20日ごろまで続く予定だ。