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無印良品カレー「2種あいがけ」が至高 開発担当者イチオシを聞き出したぞ!

   良品計画が運営する無印良品では、現在35種類のレトルトカレーが販売されている。

   インスタグラムを見ると、「1種類のカレーを選びきれない」「いつもより贅沢なカレーを食べたい」という人が、2種類以上のカレーをご飯にかけて食べる「あいがけ」を楽しんでいる投稿が目に入る。組み合わせは、インドカレーとタイカレーだったり、味が異なる2種類のキーマカレーだったりとさまざまだ。

   ご飯の両脇に見た目の違うカレーが盛り付けられているのは、見ても楽しい。記者も「あいがけ」に挑戦しよう――そこで、同社商品開発担当者を取材した。

  • 右側が「サグチキン」、左側が「パニールマッカニー」
    右側が「サグチキン」、左側が「パニールマッカニー」
  • 右側が「サグチキン」、左側が「パニールマッカニー」

味も食感も全く違うカレーを同時に

   担当者の「おすすめ」を聞くと、「サグチキン」と「パニールマッカニー」の組み合わせだという。記者は早速この2種を購入し、ご飯にかけて食べてみた。

   「サグチキン」は、ほうれん草・ケール・小松菜の3種の青菜とチキンのカレー。同社がパッケージに表記している辛さレベル(甘い~激辛で5段階)は4。食べてみると口当たりはさらさらしているが、細かく砕かれた青菜の存在感がしっかりある。チキンもしっかり入っていて食べ応えがある。「辛い」というよりは酸味や塩気を感じるが、食べ続けていると口の中に辛さが蓄積して体も熱くなってくる。

   「パニールマッカニー」は、カッテージチーズのカレー。辛さレベルは2で甘めだ。色はかなり明るく、オレンジ色に近い。1×1×2センチ程度のカッテージチーズが入っている。まったりした食感で、味はクリーミーでまろやかだ。

   単品でもおいしい2種類だが、「あいがけ」で食べてみるとすすめられた理由がわかった。

   サグチキンの辛さと塩気、パニールマッカニーの甘みとまろやかさが互いを引き立てている。交互に食べると、一口ごとに口の中がリセットされるので常に新鮮な気持ちで食べ進めることができた。カレーが混ざった部分も、まろやかさが強いところ、辛みが強いところなど幅があり、一皿でいろいろな味のバリエーションが楽しめる。

   それぞれの具になっているチーズとチキンの歯ざわりも全く違い、飽きを感じさせない。

   どちらもしっかり一人前の量があるので、誰かと半分ずつシェアして食べるのも楽しそうだ。