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新国立競技場を上から独り占め 「三井ガーデンホテル」の美しすぎる眺望

   人気アイドルグループ・嵐らが出演する2019年12月21日のイベントが「こけら落とし」となる新国立競技場。

   11月22日には、その新国立競技場を客室から間近に見られるホテルがオープンする。三井不動産が東京・明治神宮外苑で手がける「三井ガーデンホテル神宮外苑の杜プレミア」だ。

  • 新国立競技場を望むホテルが登場
    新国立競技場を望むホテルが登場
  • 新国立競技場を望むホテルが登場
  • 西向きの部屋からは新宿のビル群が一望できる
  • バルコニーでは夜景を独り占めできる
  • 屋上には夜景が見られるオープンテラスがある
  • テラスからは新国立競技場の中がのぞけてしまう
  • テラスから見た朝の新国立競技場
  • レストラン「リストランテ&バー・エボルタ」
  • 朝食はビュッフェ形式で好きなものを食べられる
  • 新国立競技場のすぐそばにあるホテル(右)

オープンテラスで陸上トラックを「のぞき見」

   ホテルは、2002年まで「明治神宮外苑水泳場」があり、その後はフットサル場として使われていた場所に開業する。

   外装は、木を取り入れた建築が特徴の新国立競技場に合わせ、素材に木材を使った格子状のデザインを採用した。全ての部屋にバルコニーがついていて、部屋の向きによって新国立競技場や明治神宮外苑、新宿御苑など異なる眺望が楽しめるのが特色だ。

   J-CASTトレンドは、オープン前の11月12日夜にホテルを取材した。記者が泊まったのは9階西側にあるツインルームだ。新国立競技場は見えないが、カーテンを開けて驚く。窓越しに超高層ビルが林立する新宿の夜景が目に入り、その迫力に思わず息をのんだ。バルコニーに出ると、新宿のビル群に向けて走るJR中央線の電車や首都高速道路を行く車を見下ろすこともできる。まるで都心を独り占めしている気分になった。

   13階のオープンテラスに上がると、とっておきの眺望が待っている。完成を控えた新国立競技場を間近で見下ろせるのだ。金色にライトアップされた競技場の内部や、下にいるだけでは見えない曲線的な屋根の形状がよくわかった。

   よく目を凝らすと、競技場内のスタンドと陸上トラックも少しだけチラリ。2020年のオリンピックシーズンに来れば、桐生祥秀選手やサニブラウン選手らの活躍をのぞき見できるかも!?

レストランに「暗闇」施設も魅力

   ホテルの魅力は眺望だけではない。

   1階にある「リストランテ&バー・エボルタ」は、訪れる時間帯に合わせモーニング、ランチ、ディナーが楽しめるイタリアンレストランだ。

   記者が19年11月13日に取材したビュッフェ形式のモーニングでは、ホテル内にあるベーカリーで焼き上げられた「クロワッサン」「バゲット」などのパンをはじめ、薪窯で焼いたソーセージやベーコン、シェフが目の前で作る「エッグベネディクト」など多彩な料理をラインアップ。洋食から和食、中華まで100種類のメニューが楽しめた。

   2階には「暗闇」をテーマにした娯楽施設「ダイアログ・イン・ザ・ダーク『内なる美、ととのう暗闇。』」が入居する。グループを作って暗闇に入り、視覚以外の感覚を頼りに進むアトラクションで、これまでも日本各地でのイベントのほか、企業研修の一環としても展開してきた。

   今回開業するのは「癒し」をテーマにした大人向けの常設施設で、「日本文化」や「自然」を感じられる仕掛けが盛り込まれている。2時間の暗闇体験は1万2000円(税込)。