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外に遊びに行けない子に VRでアドベンチャーワールドの動物と「触れ合い」

   和歌山県白浜町の動物園「アドベンチャーワールド」は、IT企業のジョリーグッド(本社:東京)と共同開発したVR(仮想現実)コンテンツ「VR動物園」を、障害者支援施設で過ごす子どもたちに向け期間限定で無償提供する。

   新型コロナウイルスの影響で外に遊びに行けない子どもたちのストレスを、VRテクノロジーで解消しようとする取り組みだ。

  • アドベンチャーワールドの動物が見られる「VR動物園」
    アドベンチャーワールドの動物が見られる「VR動物園」
  • アドベンチャーワールドの動物が見られる「VR動物園」
  • アドベンチャーワールドの動物が見られる「VR動物園」
  • 発達障害者支援VRプログラム「emou」で配信

イルカやジャイアントパンダが間近に

   VR動物園は、アドベンチャーワールドにいるイルカやペンギン、ジャイアントパンダなど動物たちの映像を、VRゴーグル越しに見られるコンテンツ。ジョリーグッドの発達障害者支援VRプログラム「emou(エモウ)」の中で配信し、本来飼育スタッフやトレーナーでなければ体験できないような至近距離で動物たちとの「触れ合い」を楽しめる。

   「emou」を導入していない施設以外には、VRゴーグル1台を無料でレンタルする。レンタル期間は20年3月10日~4月30日。申し込みの締め切り日は20年3月31日。

   ジョリーグッドはVRゴーグル使用の際に、目元用衛生マスクの装着と、手指の消毒をすることを推奨している。