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イマドキJKは父親といい関係 「パパ」と呼び一緒に「テレビや動画を見る」

   2020年6月21日は「父の日」だ。LINE(東京都新宿区)は、父の日にあわせて「令和時代の高校生と父親との関係について」調査を実施。20年6月17日に結果を公表した。

   調査から、今どきの高校生の父親との接し方が見えた。

  • LINEリサーチが「令和時代の高校生と父親との関係について」を調査(画像はイメージ)
    LINEリサーチが「令和時代の高校生と父親との関係について」を調査(画像はイメージ)
  • LINEリサーチが「令和時代の高校生と父親との関係について」を調査(画像はイメージ)

「ほとんどしゃべらない」は、男女ともに8%未満

   対象者は、高校1年生から3年生の男女で、有効回答数は1041件。

   まず、父親のことを何と呼んでいるか。最多は、女子は「パパ」の47.7%、男子は「お父さん」の35.5%だった。女子の中には、2%と少数ではあるが、父親を愛称で呼ぶといった回答もあった。一方で、男子には「愛称で呼ぶ」は皆無で、「ちょっと」「あの」など、名前以外で呼ぶとの回答が4.5%あった。

   父親との会話の種類は「日常生活に必要なあいさつ、お願い、感謝の言葉」が最多で、女子80.5%、男子68.9%だった。また、女子の4割近くは「その日あった出来事の『事実』だけではないことを詳しく話す」(感情など)と回答したが、男子は3割にも満たなかった。「ほとんどしゃべらない」との回答は、女子6.8%、男子7.5%だった。会話の内容については、男女ともに「勉強のこと」(女子59.7%、男子53.1%)が最も多かった。

男子の方がコミュニケーション消極的

   普段父親と一緒にすることは何か、またその比率はどうか。

   女子の2人に1人が「テレビや動画を見る」と回答したが、男子は3.5人に1人。「父親の買い物や用事に付き合う」は、女子は3.5人に1人なのに対し、男子は6人に1人という結果だった。さらに、「父親とLINEする」と答えた女子は4人に1人いたが、男子では8人に1人で、全般的に女子高校生のほうが男子よりも積極的に父親と関わりを持っていることが分かった。

   なお、本調査は2020年5月28日~29日にウェブ上で実施した。