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大粒の「かき」をフライや煮込み鍋、うどんで 大戸屋期間限定「広島県産かきフェア」

   定食チェーン・大戸屋が2020年10月8日から21年1月7日の期間限定で「広島県産かきフェア」を開催する。フライや煮込みなど、さまざまな調理方法でかきの魅力を最大限に引き出したメニューが揃っている。

   J-CASTトレンド記者は、大粒の旬のかきを使った4種類のメニューを試食した。

  • 「かきの醤油麹炒め定食」
    「かきの醤油麹炒め定食」
  • 「かきの醤油麹炒め定食」
  • 「かきの赤みそ煮込み鍋定食」
  • 「かきの出汁あんかけうどん」
  • 「広島産かきフライ定食」

かきのうま味を楽しみながら体も温まる

   「かきの醤油麹炒め定食」、「かきの赤みそ煮込み鍋定食」、「かきの出汁あんかけうどん」は今回のフェアでの新メニューだ。

   まず、かきを片栗粉で揚げて、しょうゆ麹と甘酒のたれで絡めた「かきの醤油麹炒め定食」。カリカリっとした衣の中に、かきのうま味が閉じ込められており、一口かじるとジュワっと広がる。タレはしょうゆ味だが、甘酒が加わっていることで風味が一層豊かに感じられる。

   「かきの赤みそ煮込み鍋定食」は、ぷりっぷりの大きなかきが4つ入った、アツアツ鍋だ。特製の赤みそスープに八丁味噌、酒かすで作った、香りとコクがあるスープをかきにたっぷりまとわせ、野菜と一緒に食べる。ハクサイや長ネギ、カボチャ、ニンジン、レンコン、ブロッコリー、しめじ、豆腐、卵など、かき以外の具材が豊富なのも嬉しい。鍋が熱いのでいつまでもできたて、熱いまま食べられる。寒い時期にもってこいの一皿だ。途中で刻み柚子を加えると爽やかな香りが一瞬で広がり、また違う味わいを楽しめる。

   とろみのついたスープは、店でひいたかつおだしに昆布だしを加えて作っており、かきから出る出汁もあいまって、薄味なのにコクのある味わい。かき好きなら、「ミニかきフライ(2個)」をプラスして「追いがき」するのもよさそうだ。

かきフライと「ひとくちカレー」と合わせると罪深い味わいに

   「広島産かきフライ定食」は人気が高く、9月から定番メニューとなっている。大粒4個と6個、食欲に合わせて好きな方を注文できる。大戸屋広報によると6個入りは、2人で頼んでシェアする人もいるそうだ。サクサクとした軽い食感の衣の中にジューシーなかきが入っており、しょうゆやソース、レモン、店で手作りしているピクルスの酸味をきかせたタルタルソースに絡めて楽しむ。

   記者おすすめの食べ方は、プラス50円で頼めるトッピングの「ひとくちカレー」と合わせる「かきカレー」だ。うま味とうま味の掛け合わせで、やみつきになる。