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関ジャニ大倉の親族が作っていた玩具「ジャンボビーズ」 メーカー廃業で終了 

「昔から女の子のおもちゃとして定番だった『ジャンボビーズ』の名称で親しまれたビーズセット、メーカーさんの廃業に伴い終了商品となります」

   玩具問屋・堀商店(名古屋市)の公式ツイッターアカウントが2020年10月27日、こう告知した。ジャンボビーズは、星やハート型のケースに入っている色とりどりのビーズと、付属のゴムひもを使ってアクセサリーを作れるおもちゃだ。もう手に入れられなくなってしまうのか...。

  • 「ジャンボビーズ」(画像提供:堀商店)
    「ジャンボビーズ」(画像提供:堀商店)
  • 「ジャンボビーズ」(画像提供:堀商店)
  • 堀商店では既に在庫がなくなっているリンゴ型ケースの「ジャンボビーズ」

「発売は50年くらい前」にさかのぼる

「ケース入りの『ジャンボビーズ』はもう卸していませんが、ビーズは『1袋50円』で現在も販売しています」

   メーカーに取材すると、「大倉トーイ」の大倉ひろゆきさんはこう答えた。同社は1953(昭和28)年にプラスチック玩具メーカーとして創業した老舗。ジャニーズの人気アイドルグループ「関ジャニ∞(エイト)」メンバーの大倉忠義さんの親族が経営している。20年5月に廃業したが、大阪府東大阪市にあるビーズとレトロ雑貨を扱う店舗「ビーズショップ」でさまざまな種類のビーズを販売しているそうだ。

   大倉さんによると「50年くらい前」に、国産の「コタルビーズ」と香港産の「ジャンボビーズ」を発売したが、より安価に生産できた「ジャンボビーズ」が主力商品になっていったという。

   なお、堀商店に問い合わせたところ、ジャンボビーズの在庫は「星型」と「花びら型」のみ(10月27日12時時点)。かわいいケース入りでビーズを手元に置いておきたい人は、早めに買っておくのがよさそうだ。