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ポケモン「トランセル」グッズに仰天 価格3万5000円、再配達だとプラス1万円

   「ポケットモンスター」に登場する、緑色のさなぎポケモン「トランセル」のグッズが、ツイッターをにぎわせている。価格や対象年齢、再配達時の追加料金と「ツッコミどころ」が満載なのだ。

   うわさの商品は、バンダイ公式ショッピングサイト「プレミアムバンダイ」が2020年11月9日に予約受付開始した、「絶対に出たくない トランセル」

  • 「絶対に出たくない トランセル」(画像はプレミアムバンダイサイトのスクリーンショット)
    「絶対に出たくない トランセル」(画像はプレミアムバンダイサイトのスクリーンショット)
  • 「絶対に出たくない トランセル」(画像はプレミアムバンダイサイトのスクリーンショット)

「高すぎて笑った」「借金するか」

   サイズは横約1500ミリ、高さ約970ミリとビッグサイズ。文字通り中に入って、寝袋のように使うことができる。見た目からしてインパクト大だが、驚きの点はほかにある。

   まず価格。税込3万5000円との発表に、ツイッターには「欲しくてたまらないけど高ぇ」、「高すぎて笑った」とイジる声が続出している。「借金するか」と決意を固める人、誕生日やクリスマスプレゼントにねだろうともくろむ人も見受けられる。

   トランセルといえば、「固い殻」が特徴だ。アニメでは「くわがたポケモン」の「カイロス」と戦って体を挟まれるも、技「かたくなる」を繰り出して、ツノにダメージを負わせる活躍を見せた。だがこの商品は柔らかく、ファスナーを開けて簡単に中に入れる。中身はふわふわのクッション仕様で、公式サイトには「一度入ったらもう出たくない柔らかい感覚」と説明がある。

   子どもにウケそうだが、対象年齢は「15才以上」。幼い子がいる家庭で購入した場合は、注意が必要になる。年齢の条件を満たしても、サイズの問題がある。公式サイトで示されている着用モデルは175センチ、65キロ。大人だとこの身長・体重をオーバーする人がいるだろう。

最初の配達時に受け取れないとヤバい

   購入前に確認すべきは、「配送」だ。梱包サイズ「60×75×65センチ」を予定しており、玄関口に配送可能かどうかを見ておく必要がある。最初の配達時に受け取れないと、返品送料5000円(税込、以下同)がかかる。さらに再配達の場合、追加送料として更に配送1回につき5000円を負担しなければならない。その際、代引手数料330円も支払う。つまり再配達を依頼したら、商品代3万5000円にプラスして「1万330円」を請求される。

   受け取りがうまくいかないと、「かたくなる」ではなく「高くなる」商品なのだ。