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ネット環境に不満、イライラする人過半数以上 でも回線変更は解約手続きが面倒

   通信回線やスマホなどのインフラをウェブ上で提供するALL CONNECT(福井市)のグループ会社「ネットのエース」(東京都港区)は、インターネット契約の総合窓口「ネットのミカタ。」のサービスを2020年11月24日、提供開始した。

   これに伴い、ALL CONNECTは、「インターネット契約実態調査2020」を実施。同日結果を公表した。

  • インターネット契約の総合窓口「ネットのミカタ。」
    インターネット契約の総合窓口「ネットのミカタ。」
  • インターネット契約の総合窓口「ネットのミカタ。」
  • インターネット環境での不満や違和感の有無
  • インターネット回線の変更手続き時の不満・よくわからない点があったか
  • 回線の変更を意識・検討した後に、実際に変更できたか

52.7%がインターネット環境に「イラモヤ」

   調査対象者は全国の20~60代の男女1万人。

   まず、インターネット環境での不満や違和感を尋ねたところ、「感じたことがある」(12.1%)「やや感じたことがある」(18.1%)「少しだが感じたことがある」(22.5%)合わせて52.7%がイライラやモヤモヤを経験していた。また、その後インターネット回線の変更を意識・検討した人は59.7%(3146人)いた。

   この3146人に「インターネット回線の変更手続き時の不満・よくわからない点がありましたか」と聞いてみた。すると、「インターネット回線の変更を意識・検討したがよくわからない点があり変更手続きを行わなかった」(67%)、「インターネット回線の変更手続きを行ったが不満があり途中でやめた」(8.3%)を合わせて75.3%が、回線変更時に不満やよくわからない点があり変更手続きを断念した経験があった。

回線の変更を意識・検討も実際にしたのは17.3%

   続いて、インターネット回線の変更を意識・検討したと答えた20代~60代の男女520人を対象に、さらに聞いたところ、回線の変更を意識・検討した後に、実際に変更できた人は17.3%だった。

   変更手続きを行わなかった理由には、「現在の回線の解約手続きが面倒そうだった」(29%)が最も多く、「現在の回線の契約期間が残っている・違約金が掛かりそうだった」(24.8%)、「自分に合ったプロバイダがわからなかった」(20.5%)などが上位にあがった。

   また、実際に変更をしたにもかかわらず、回線に不満を持っている人が74.2%いた。理由としては、「支払い金額で得をしたのか、損をしたのかよくわからない」(31.4%)、「想定以上にお金がかかった」(25.2%)、「キャッシュバックの支払いが、数カ月先なので得した感じがしなかった」(19.2%)など、金銭に関する理由が多くを占めた。

   「ネットのミカタ。」では、利用者のニーズに合わせた最適なブロードバンド回線を取り扱っている販売代理店の紹介や、契約のサポートをする。調査結果のように、ネット環境にストレスを抱えている人が「安心して・納得して・お得に」インターネット回線契約を行えるよう、サービスを展開していく。