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関電工、元ラグビー日本代表キャプテン廣瀬俊朗とプロジェクト 第一弾は絵本制作

   関電工は、元ラグビー日本代表キャプテンの廣瀬俊朗氏とともに、「関電工×廣瀬俊朗 つながり応援プロジェクト」を立ち上げた。廣瀬氏は「コーポレート・コミュニケーション・キャプテン」(CCC)として、同プロジェクトに参加する。

   2021年4月12日にはオンライン上で記者発表会が開かれ、関電工取締役社長・仲摩俊男氏と廣瀬氏が出席。プロジェクトの概要が明かされた。

  • 元ラグビー日本代表キャプテンの廣瀬俊朗氏
    元ラグビー日本代表キャプテンの廣瀬俊朗氏
  • 元ラグビー日本代表キャプテンの廣瀬俊朗氏
  • 関電工取締役社長・仲摩俊男氏
  • 会見では両者に笑みがこぼれる場面も
  • 廣瀬氏と「スクラム」を組んでプロジェクトを展開していく

「つながることで新しいものが生まれるのではないか」

   関電工はこれまでにも、障がい者スポーツの未来を応援していくために「日本障がい者スポーツ協会」や、「全国高等学校ラグビーフットボール大会」への協賛活動など、人が自然やスポーツとつながるための社会貢献活動を行ってきた。「関電工×廣瀬俊朗 つながり応援プロジェクト」では、「個性をつないで、未来をひらく。」をキーメッセージに、そのような社会貢献活動をさらに推進していく。

   仲摩氏は「誰もがフェアにスポーツを楽しめるよう、日々活動している廣瀬さんに共感した」と、廣瀬氏にオファーした理由を明かした。廣瀬氏は自ら会社を設立し、ラグビーの普及活動などにも取り組んでいる。

   廣瀬氏は今回任命されたCCCという肩書について「また違ったキャプテンに就任できて嬉しい」とにこやかに話した。大企業とアスリートのコラボは新鮮だとし、「つながることで新しいものが生まれるのではないかと、今から楽しみです」と意気込んだ。

子どもたちが多様性の大切さを理解できるような絵本を

   記者発表会ではプロジェクト第一弾として、絵本の制作が発表された。廣瀬氏が監修のもと、「ダイバーシティ&インクルージョン」をテーマに制作に取り組んでいく。プロジェクトには関電工の若い社員も参加し、子どもたちが多様性の大切さを理解できるような絵本を目指すという。

   すでに廣瀬氏の中には様々なアイデアが浮かんでいるようだ。

「絵本に点字を入れたり、動画URLを取り入れたり、柔らかいタッチにしたいな、とかいろいろ考えています」

と、構想について明かした。発表資料でも「絵本を通してラグビーの新たな一面を見ていただくことで、さらにラグビーやスポーツに関心を持っていただければ幸いです」とコメントしている廣瀬氏。いったいどんな絵本に仕上がるのか期待がかかる。

   絵本は2021年10月の完成を目指すとのこと。書店で販売予定だ。