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ワクチン接種「空き状況」がすぐわかる スマホで簡単検索できるナビ

   新型コロナウイルスのワクチン接種がどこで受けられるか分からない、予約がぜんぜん取れない。高齢者への接種が進む中、インターネット上での予約や医療機関の検索など、接種を受ける前の段階で慣れない作業に戸惑う人も多い。

   そんな時、厚生労働省が開設しているウェブサイト「コロナワクチンナビ」が役立ちそうだ。スマートフォンからもアクセスできる。最寄りの接種会場が簡単に探せるだけでなく、各場所の予約受付状況も確認できる。

  • 厚生労働省の「コロナワクチンナビ」で空き状況をチェック
    厚生労働省の「コロナワクチンナビ」で空き状況をチェック
  • 厚生労働省の「コロナワクチンナビ」で空き状況をチェック

渋谷区では14件中10件で「予約可能」

   「コロナワクチンナビ」では、新型コロナワクチンの接種に関する各情報を提供している。

   まず、住まいの都道府県、市区町村を選択する。すると、その地域で接種が受けられる医療機関や施設が一覧で表示される。例えば記者が「東京都渋谷区」を選択してみると、渋谷区内で接種可能な施設が14件出てきた。また、市区町村を選択した後に施設名、住所、郵便番号を入力すれば、さらに絞り込んでの検索が可能だ。

   すると、選択した地域での医療機関名、住所、電話番号、地図、接種されるコロナワクチンの種類が確認できる。基本情報だけでなく、その接種場所に駐車場があるか、近隣にコインパーキングがあるかどうかといった補足情報も。

   同時に、一覧では各接種場所の現在の予約受付状況も確認できる。予約可能、若干空き有り、予約不可能、予約不要といった状況が記号で示されているため、いちいち接種場所に問い合わせる必要がない。渋谷区の場合は14件中10件で予約可能、残り4件が若干空き有りだった。

   予約が不可の施設をあらかじめ確認しておけば、申し込みの際に電話かけまくり、どこも繋がらない、予約が取れない...なんてことも起きない。

予約も2回取る必要

   同サイトでは、ほかにも予約方法からワクチン接種までの流れや、ワクチンの種類、日本国内での接種状況まで、分かりやすく掲載されている。

   ワクチン接種はまず市区町村から「接種券」と「新型コロナワクチン接種のお知らせ」の通知が届き、その後医療機関や接種会場を自分で探して、電話やネット予約をする。接種は2回で、予約も2回取る必要がある。

   予約の段階で、どこでどう調べれば良いのか分からない際には、まず同サイトで確認してみるとよい。