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「小枝チョコ」50倍になった食べごたえ もはや「大枝」貫禄のサイズ感

   森永製菓は「50倍小枝(ミルク)」を2021年9月21日に数量限定で発売した。「小枝チョコ」発売50周年を記念した製品で、その体積は「いつもの小枝の50倍」とされる。

   あまりの大きさに、ツイッター上では「もはや小枝ではない」「枝では」といった反応が相次いだ。実際の大きさを比較した。

  • 「50倍小枝(ミルク)」と通常の「小枝(ミルク)」
    「50倍小枝(ミルク)」と通常の「小枝(ミルク)」
  • 「50倍小枝(ミルク)」と通常の「小枝(ミルク)」
  • 袋丸ごとが1本の「小枝」になっている
  • 測ったところ、厚さは3倍だ

重さ約50倍 長さ約6倍

   「50倍小枝」はコンビニエンスストアや駅売店では販売されていない。取扱店も多くはないのか、スーパーマーケット10店以上を回ってようやく発見した。袋からして明らかに大きく、レジ横の販売スペースで異彩を放っていた。

   開封すると、小枝チョコが巨大化したような見た目。通常の小枝(ミルク)と並べてみると、サイズ感の違いがよくわかる。

   栄養成分表示によると、「50倍小枝」1本の重さは標準で72グラム。他方、通常の小枝は1袋(4本入り)が標準で5.7グラムなので、計算すると1本あたり1.425グラム。「五十倍小枝」の72グラムはこの約50.53倍で、確かに重さ「50倍」だ。

   サイズも測った。記者が計測した限りでは、

・五十倍小枝
長さ 28.7センチメートル
幅2.8 センチメートル
厚さ1.5センチメートル
・通常の小枝
長さ4.5センチメートル
幅0.7センチメートル
厚さ0.5センチメートル

となった。通常の小枝と比べ、長さは約6.38倍、幅4倍、厚さ3倍だ。

サイズも満足感も違う

   かじりつくと、味は小枝そのもの。ただ、口いっぱいにサクサクとした小枝を頬張る感覚は新鮮で、満足感が段違いだった。

   熱量は391キロカロリー。通常の小枝は4本あたり標準で31キロカロリーで、1本あたり7.75キロカロリーとすると、「50倍小枝」のカロリーは約50.45倍だ。

   なお、「50倍小枝」の希望小売価格は540円(税込・以下同)。通常の小枝は44本入りで194円。1本4.4円とすると、価格は約122.73倍だ。新たな生産ラインを作ったりするので多少割高になっているようだ。