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シャウエッセン「巾着型」包装変わる 金色のテープもさようなら

   スーパーマーケットのソーセージを見渡すと、袋の上部をしばる「巾着型」の包装が並ぶ。朝日新聞や日本経済新聞(いずれも電子版)は2022年1月13日、日本ハムがソーセージ製品「シャウエッセン」の袋を順次、長方形型に見直すと報じた。

   同時に、袋をしばってきた金色のテープも無くなるようだ。

  • 現在のシャウエッセンの「巾着型」包装 金色テープでしばってある
    現在のシャウエッセンの「巾着型」包装 金色テープでしばってある
  • 現在のシャウエッセンの「巾着型」包装 金色テープでしばってある
  • 2月より新しい包装(左)に変更する(画像は日本ハム広報提供)

面倒だったあのテープ

   ツイッターでシャウエッセンの金色テープに関するツイートを見ると、「あのテープ必要なのか」「邪魔くさい」など、わずらわしげな投稿がいくつもある。袋ごと電子レンジに入れたところ、テープ部分が発火してしまったという人もいた。

   今回の報道には、「無くなるなら嬉しい」「粘着力が強くはがしづらかった」「テープを切るのがいつも大変だった」と歓迎する反応が相次いでいる。

   日本ハム広報に取材した。報道の通り、巾着型をやめて、長方形の袋にする。環境への負荷を減らすため、プラスチック使用量を3割削減する。一般的な「レギュラータイプ」の製品は、2月から4月にかけて順次包装を変更する。

   1985年の発売当初から使われてきたという金色のテープは「もうなくなります」。巾着袋の形にするために使ってきたが、役目を終えるのだ。

   巾着型なのは売り場で目立たせることが目的で、当初は持ちやすくするのもねらいだったという。ソーセージの巾着型包装は、把握している限りでは日本ハムが最初に行ったと認識しているとのことだ。他の製品についても巾着型を廃止するかは検討中だ。