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あなたのAGAリスク、気になりませんか? 「毛髪ホルモン量測定キット」体験リポート

提供:あすか製薬

   読者の皆さんの中には、AGA(男性型脱毛症)を気にしている人も居るだろう。実際、日本人男性の3人に1人がAGAと言われており、20~30代の若い世代でも発症するという。このAGAの進行でカギを握っているのが、男性ホルモンの「テストステロン」が変化したDHT(ジヒドロテストステロン)だ。

   そんなDHTによるAGAリスクレベルを、手軽に測定できるキットが登場した。実際に試しながら、どのようなAGAリスクがあるのか見てみよう。

「DHT」がAGAに与える影響

   あすか製薬のウェブサイト「男性ホルモン研究所」によると、DHTは年齢ごとに役割が異なる。男性では、胎児期は外性器の発達に、思春期は体毛発生や声変わりなどの二次性徴に、成人以降はAGAをはじめ、皮脂分泌やニキビ、前立腺肥大の発症に影響を与えるという。

   AGAの発症は、必ずしもDHTによるものだけではないが、主要なリスク要因だ。AGAに至るプロセスは、DHTが毛乳頭細胞にある男性ホルモン受容体(レセプター)と結合。脱毛因子を増やし、毛母細胞の増殖を抑制することで、髪の成長期が短縮されて薄毛につながる。

「毛髪ホルモン量測定キット」
「毛髪ホルモン量測定キット」

   DHTの量から、AGAのリスクレベルを判別するのが、あすか製薬の「毛髪ホルモン量測定キット」(7980円)。クラウドファンディングでの応援購入を経て、2021年7月に一般発売された。箱を開けると、説明書に加えて毛髪貼付台紙、チャック付き袋、返信用封筒があらわれる。

   毛髪は、なるべく頭頂部に近いところにハサミを入れ、長さ3センチ以上のものを5~10本採取する。3センチ以下の場合には10本以上が必要となるが、わざわざ毛根から抜かなくていい。

台紙に張って、袋詰め
台紙に張って、袋詰め

   根元側と毛先側の上下をそろえて、台紙にシールで固定。QRコードを読み取り、結果送付先メールアドレスなどの情報をウェブ上で登録したら、台紙を袋詰めして返信用封筒へ。検査機関に送付してから2~3週間ほど経つと、検査結果がメールで届く。

実際に届いたレポートは...

   しばらくして届いた筆者(33歳男性)の検査結果は、DHT値が7.2pg/mg(ピコグラム/ミリグラム)、リスクレベルは「ステージ4」だった。このキットでは、DHTの基準値を3.3pg/mgとして、それより低いステージ1・2と、高いステージ3・4の4段階でリスクレベルを表していて、今回は最も高いステージとなった。レポートには結果のほかにも、おすすめケアや薄毛を気にする人向けの「目立ちやすい・目立ちにくい髪形」といった情報も書かれている。

届いたレポート(宛名部分は筆者加工)
届いたレポート(宛名部分は筆者加工)

   両親や祖父母とも若白髪だが、毛量のある家系に育ったので、これまでAGAとは無関係だと考えていた。しかしリスクレベルはステージ4(高い)という結果であった。DHTが増える原因には、喫煙をはじめ、睡眠不足やストレスなどによるホルモンバランスの乱れ、食生活の偏りなどもあるという。タバコは吸わないが、不摂生は身に覚えがあるので生活習慣を見つめ直す、いい機会かもしれない。しかも、AGAは進行性の脱毛症との事なので、早めの対策・ケアを検討した方が良さそうだ。

   現在薄毛が気になっている人だけでなく、今は薄毛でなくても将来が不安な人は一度試してみてはいかがだろうか。

筆者の毛髪
筆者の毛髪

   あくまでこのキットは、独自の調査・研究に基づいた、リスクレベルを知るためのもの。医療行為ではないので、AGAであるかの診断や薄毛の症状などが気になる場合は、医師の診療や指導を優先する必要がある。そのほか購入や製品の詳細については公式サイト「男性ホルモン研究所」に記載されている注意事項を確認しよう。

「毛髪ホルモン量測定キット」の購入はこちら



<編集:J-CASTコンテンツ企画ビジネス部>