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「炊飯器が壊れた」「代わりを貸しましょう」 こんなサービスあるんです

   炊飯器が壊れてしまい、メーカーに修理を依頼すると、製造元が代わりの炊飯器を貸してくれた。こんな話が、ツイッター上で話題になっている。

   車や携帯電話は、故障の際に代車や代替機を使わせてもらえるとよく聞く。だが、このように炊飯器でも同様の「サービス」があるようだ。

  • 炊飯器が壊れたらしばらく不便が続きそうだが(写真はイメージ)
    炊飯器が壊れたらしばらく不便が続きそうだが(写真はイメージ)
  • 炊飯器が壊れたらしばらく不便が続きそうだが(写真はイメージ)

大手メーカーに聞くと

   象印マホービンの広報に取材した。炊飯ジャー(炊飯器)の故障時、代替機を貸し出しているとの回答だった。「修理期間中に、お米が炊飯できずに困るとの声をいただいた場合」に手配するという。利用は無料だ。

   ただし数に限りがあり、「全てのお客様」に貸し出せるわけではない。利用にあたっては、例えば炊飯器を購入してから何年以内なら受け付けるといった条件はない。利用者の要望に応じて、在庫があった場合に対応するとのことだ。

   タイガー魔法瓶・広報宣伝チームにも取材した。炊飯器の故障時には、同社でも代替機を貸し出している。炊飯器の保証期間内なら利用は無料だ。保証期間外の場合は購入後年数の限定はあるが「修理品の引取り送料をいただいて」貸してくれるとのこと。

   一方、東芝ブランドで炊飯器を販売している東芝ライフスタイルのブランド・マーケティング推進部に取材すると、こちらでは同様の代替機の貸し出しは行っていないと話した。

   メーカーによって対応の違いがあるようだが、炊飯器が壊れたら、貸出機の用意はあるか問い合わせてみるとよさそうだ。

2023年5月10日10時47分追記:タイガー魔法瓶広報宣伝チームから23年5月11日、同社の代替機の貸与について補足したいとの要望がありました。記事公開当初は該当部分について「保証期間外の場合は『別途送料をいただいて』貸してくれるとのこと」と表記していましたが、保証期間外の場合は「購入後年数の限定」が存在すると追加で説明があったため、本文の通り追記し修正しました。