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ゼロカロリー飲料「ゼロサイダートリプル」ネットで好評 秘密はどこに

   コンビニエンスストア大手セブン-イレブンの「セブンプレミアム ゼロサイダートリプル」(以下「ゼロサイダートリプル」)シリーズが、好評だ。

   人口甘味料を使ったゼロカロリー飲料は、その独特の風味が苦手という声も多い。だがツイッター上では、「ゼロサイダートリプル」シリーズが「おいしい」との評価が多い。

  • それぞれ「食物繊維・ビタミンC入り」「3 つの機能を持った機能性表示食品」「乳酸菌入り」といった特徴を持つ
    それぞれ「食物繊維・ビタミンC入り」「3 つの機能を持った機能性表示食品」「乳酸菌入り」といった特徴を持つ
  • それぞれ「食物繊維・ビタミンC入り」「3 つの機能を持った機能性表示食品」「乳酸菌入り」といった特徴を持つ

カロリー・糖類・脂質「3つのゼロ」

   このシリーズは、2019年7月に「ゼロキロカロリーファイバー500ml」として発売。22年3月に「ゼロサイダートリプル ファイバー」としてリニューアルした。「トリプル」とは、カロリー・糖類・脂質の3つのゼロを表している。

   また、リニューアル時には「ゼロサイダートリプル 乳酸菌 500ml」を新発売。シリーズには、ほかに「ゼロサイダートリプル 500ml」がある。

   いずれもツイッター上での評判は上々だ。特に「ゼロサイダートリプル ファイバー」は、大塚製薬の炭酸飲料「ファイブミニ」(100ml)に味が似ている、これを飲むとお通じがよくなるという個人の意見が出ている。「ファイブミニ」は食物繊維とビタミンが摂取できるドリンクだ。

   セブン&アイ・ホールディングス広報に取材した。人気の要因について、「日常的に試しやすい手頃さや、食物繊維や乳酸菌をとりたいというニーズに合ったのではないか」と考えているようだ。確かに108〜116円(税込)と500mlのペットボトル飲料としては安めの価格設定になっている。

人工甘味料の「味」は

   「ゼロサイダートリプル」では、人工甘味料を使った飲料をシリーズ化した。前述したとおり、「ファイバー」をリニューアルしたのと同時期に「乳酸菌500ml」を新たに追加している。その理由について広報は、「コロナ禍における健康意識の高まりから、乳酸菌を使用した食品の市場が拡大していることに合わせた」とした。

   J-CASTトレンド記者も買って試してみた。味は、前述した「ファイブミニ」にそっくりだ。「ゼロサイダートリプル 乳酸菌500ml」は、「カルピスソーダ」と酷似している印象を持った。「ゼロサイダートリプル 500ml」は一般的なサイダーの味がする。また、どれも人工甘味料の後味は気になりにくく感じた。