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峯岸みなみVRに熱中し「あっつい」 ヘッドセット「PICO 4」で没入体験

   VRヘッドセット「PICO 4」が、2022年9月29日に予約受付を開始した。パソコンとつながず単体でVR体験を楽しめる、「オールインワン」型のヘッドセットだ。

   販売元のPICO Technology Japanは同日、発表会を開催。J-CASTトレンド記者は実際に「PICO 4」を体験した。

  • PICO 4 アンバサダーには峯岸みなみさんが就任
    PICO 4 アンバサダーには峯岸みなみさんが就任
  • PICO 4 アンバサダーには峯岸みなみさんが就任
  • オールインワンVRヘッドセット「PICO 4」
  • ストラップの締め付けはダイヤルで調整できる
  • PICO 4に付属のコントローラー

頭への圧迫感は弱い

   PICO 4ヘッドセット本体は、ストラップを除いて295グラム。また後頭部側にも一定の重さを持たせる「業界トップクラスのカウンターウェイト設計」により、前後のバランスのとれた装着感を特徴としている。

   ディスプレーは4K以上(解像度4320×2160 、片目あたり2160×2160)1200 PPI(1インチあたりの画素数)の高解像度。ディスプレーをのぞくレンズには「パンケーキレンズ」を採用し、本体の厚みは最も薄い部分で35.8ミリに抑えたという。

   発表会には、元AKB48でタレントの峯岸みなみさんがアンバサダーとして登壇。PICO 4を着用し、ゲーム「All-In-One Summer Sports VR」にてVRビーチバレーを体験した。全身をフルに動かしてサーブやレシーブを披露。デバイスを外すと、「世界につい入りこみすぎていました。(体温が上がり)あっつい...」と熱中した様子だった

   記者がPICO 4を実際に装着して印象的だったのは、カウンターウェイトによるバランス感。ゴーグル部分の重みで首が前かがみになることはない。公称295グラムという軽量ぶりも相まってか、頭への荷重感や圧迫感は弱い。

   ストラップの締めつけ具合は後頭部側のダイヤルを回して調整でき、頭に装着しながらでも後ろ手で調整が容易だ。

VR酔いもこれなら平気?

   記者は、「魔法」と「アクションRPG」を組み合わせたゲーム「RUINSMAGUS~ルインズメイガス~」の体験版を5分ほどプレーした。魔法で火球を敵キャラクターにぶつけたり、相手からの攻撃を避けたりと動きが多い。記者自身は「VR酔い」をしやすい体質だが、着け心地の快適さのおかげか、酔う気配はなかった。

   PICO 4の価格は、128GBモデルが4万9000円(税込、以下同)、256GBモデルが5万9400円。予約はアマゾン、ヨドバシカメラ、ビックカメラなどで受け付けている。発売日は10月7日だ。

 

   PICO 4で遊べるゲームを配信するプラットフォーム「PICOストア」では、今後「RUINSMAGUS~ルインズメイガス~」や、アクションアドベンチャーゲーム「オノゴロ物語~The Tale of Onogoro~」をリリース予定という。