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日本一のモグラ駅「土合駅」で地下トイレ使えない 地上まで462段の階段が...

   群馬県みなかみ町にあるJR上越線の土合(どあい)駅。新潟方面へ走る「下り」側の1番線ホームが地下深くにあり、「日本一のモグラ駅」と呼ばれている。この1番線ホームに設置されていたトイレが、2022年12月1日に使用停止となった。

   群馬県公式の観光情報サイト「ググっとぐんま」によると、地上にある駅舎と下りホームの標高差は約70メートル。1番線から地上へ向かうには、462段の階段を上がる必要がある。

  • JR土合駅 地下の下りホームのトイレが使えなくなった
    JR土合駅 地下の下りホームのトイレが使えなくなった
  • JR土合駅 地下の下りホームのトイレが使えなくなった
  • 地上にもトイレは設置されている(JR東日本公式サイトから)

地上側トイレを

   JR東日本高崎支社に取材した。トイレの設置状況や、乗客による使用状況を総合勘案し、昨年12月1日で使用停止にしたとの説明だ。運用を再開する予定はない。

   地上側では、駅舎の出入り口付近に他のトイレが設置されている。下りホームのトイレ使用停止前から貼り紙にて、今後は地上側トイレを利用するよう駅内で呼びかけているとのことだ。

   なお上述の「ググっとぐんま」によると、下りホームから地上へは約10分かけて登ることになる。