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「高級食パン」大手も縮小 「SAKImoto bakery」は5か月で16店を閉店

   「高級食パン」ブームが、終焉を迎えようとしている。既に1年ほど前から、街から店舗が消え始めているとの報道が出ていたが、近ごろは大手にも影響が及んでいるようだ。

   そのひとつ、「SAKImoto bakery」は、首都圏にある3店舗を2023年4月15日に閉店した。

  • 高級食パンブームも終焉に(画像はイメージ)
    高級食パンブームも終焉に(画像はイメージ)
  • 高級食パンブームも終焉に(画像はイメージ)

2022年11月には35店舗あった

   JNNの2022年11月30日付記事によると、北陸地方で高級食パン店「新出製パン所」を経営していたSHINDEXが、同日付で自己破産申請の準備をしていると報じていた。

   神奈川県川崎市の武蔵小杉周辺にフォーカスしたタウン情報サイト「武蔵小杉ブログ」は、23年4月11日付で、武蔵小杉周辺での「高級食パン店」の閉店ラッシュを伝えている。記事によると、約1年で同エリアあった高級食パン店5店舗が相次いで閉店したという。そのうちの1店舗は「SAKImoto bakery」で、23年4月15日に営業を終了した。

   「SAKImoto bakery」では、前述の3店舗ばかりではなく、2022年12月~23年4月末までに、16店舗を閉店。なお運営するドロキア・オラシイタ(大阪市)の22年11月8日付リリースでは、この時点での営業店舗数は35店と紹介されていた。

   J-CASTトレンドはドロキア・オラシイタに、閉店理由について取材を試みたが、同社は回答を差し控えた。