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「半壊した危ない家に国がどう援助するか」

   能登半島地震は、この日朝までに余震が235回などまだ落ち着いていない。被害の程度もはっきりしてきた。死者1人、重症22人、軽傷179人、家屋の全壊59、半壊193、一部損傷575。道路も海岸沿いなどで土砂くずれ、復旧のめどが立たないところもある。

   一方で、道路の寸断で完全に孤立していた輪島市深見地区なども、なんとか車が入れるようにはなった。門前町の避難所の人たちも半数がひきあげ、ライフラインの水道も本管はほぼ復旧し、枝管の段階になっているという。ただ、地域のお年寄りの割合が高い(半数が65歳以上)ことが、自力での復旧に大きなネックとなっている。

   「避難所では常に人目にさらされていること、いつまで続くかわからないのが最大のストレスですよね」(香山リカ)

   「昨日もいいましたけど、近くの旅館や保養所を利用できないかと、お願いしたら、検討しますということだった」(テリー伊東)

   「半壊した危ない家に国がどう援助するか。これまでの災害ではだめだったが、今回は迅速にやらないといけない」(宮崎哲弥)

   気になったことがひとつ。現地レポーター大竹真の言葉遣いが、時に日本語になってない。せっかくがんばっているのに、惜しい。