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「ふるさとバラエティ」 頻繁にやらないのがコツ

   オレには「ふるさと」がない。父親の仕事の関係で、前橋→長野→東京→新潟→高田(現・上越)→秋田→横浜→千葉→東京とさまざまな土地に移り住んだためだ。

   そんなオレにとって興味深い番組が3月22日の夜、日テレで放送されていた。「47都道府県スター50人が故郷の(秘)常識大激白!! みのもんた&久本の秘密のケンミンショー」。これは、出身地別にタレントが出てきて、その土地、その土地についてのクイズをやるという番組。

   秋田では納豆やトマトに砂糖をかけて食うとか、東北では、「あさって」の次の日を「やなあさって(やなさって)」と言うとか。その土地の常識がほかでは通じないということをネタにして笑わせていくという趣向だ。オレも経験したことがある風習も紹介されていて、面白く見ることができた。

   いろんな地域のご当地情報を入れていくという意味で、日テレでやっていた「ズームイン!!朝!」のテイストを持った番組だと思った。

   ただ、都道府県別にやると、地域によっては出る人が限られてしまうから、キャスティングが大変そうだ。面白いネタを集めるのもなかなか難しいだろう。

   だから、コツはあんまり頻繁にやらないこと。なるべく大事にやって、みんなが忘れたころにまた放送するというのがいいんじゃないか。