J-CAST ニュース ビジネス & メディアウォッチ
閉じる

「行政の境目は治安が悪い」

   東京・町田市の暴力団員の発砲立てこもり事件。「加藤さん、立てこもりです。15時間、静かな住宅街に戦慄が走りました」

   ・・・警察は特殊部隊を含めて約300人。住人を完全避難させておいて、何で15時間もじいっと不動の構えをしていたのか。この素朴な疑問には触れてくれなかった。なぜ?

   「町田市の一帯は、最近治安が悪くなった」とテリー伊藤。これに勝谷誠彦が瞬間反応する。 「‘国境’あたりはガラが悪くなる一方です。行政や警察があっちに行け、こっちに来るなと‘事なかれ’の一帯になるんです。町田市と相模原市なんかがいい例ですよ」どっちも責任逃れの空白ゾーンになるという。

   暴力団員は市民住宅の住人だった。同じ棟に住む人たちは隣人がヤクザだと認識していた。どうしてヤクザが市民住宅に入居しているのか。スッキリ!!は「入居資格」をパネルで示した。

   (1)都内に住んでいること
   (2)同居家族がいること(60歳以上、障害者等は単身でも可)
   (3)住宅困窮者
   (4)所得が定められた基準内であること

   このヤクザは父親と住むということで入居したようだ。

   現役のヤクザは民間のアパートより公営住宅を選ぶという。「民間なら大家さんが出て行けといえますが、公営だとなかなか対策をとれない事情があります。だから素人さんの名義で入り込んでいます」とレポーター報告。

   いつでも、どこでも発砲事件が起きる可能性があるということだ。ニホンも怖い。