5月5日のこどもの日は早起きしたので、朝6時からテレビ朝日でやっていた「いきいき!夢キラリ」という30分番組を見た。こどもの日にちなんだ企画で、鹿児島の南日本放送が制作したドキュメンタリーを流していた。タイトルは「ケンケンは1年生!」。
舞台は鹿児島県のいちき串木野市にある土川小学校。過疎化、少子化のあおりで全校生徒が10人しかいない。昨年はとうとう新入生がいなかったんだけど、その代わりに地元のおじさんが黒ヤギの「ケンケン」を連れてきてくれた。新入生はヤギだったのだ。
子供たちは、ケンケンと遊んだり、ケンケンの様子を観察したりしながら、成長していく。その1年間の様子を撮影したほのぼのタッチのドキュメンタリー。
朝のマジメな番組なので、スポンサーもいない。ずいぶんのんびりした番組で、大昔のテレビを見ているような気になったけれど、この番組のおかげで今年の5月5日はさわやかにすごすことができた。
こういうローカルの番組を東京でも見れるのは、とてもいいことだね。
柱の傷 自分でつける ひとりっ子(朝日川柳より)