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「『黒いミッキー』も手法としては面白い」

   中国の遊園地でディズニー風キャラクターが多数出演して話題になったばかりだが、「今度は中東にミッキーマウスが?」とスッキリ!!が紹介したのはパレスチナのテレビ番組。イスラム原理主義組織ハマスが制作した子供向け教育番組でなるほど、ミッキーによく似たキャラクターが出演している。

   しかし、この偽ミッキーはただ愛嬌を振りまくばかりでない。子供と対話するなかで、イスラムの大義を訴え、「ブッシュよ! 我々は勝利する」などと米国やイスラエルの要人の名を挙げて宣言する。

   中東地域でもミッキーは人気があるらしく、それを逆手に取ったような"黒い"ミッキー。テリー伊藤はこのニュース中、ニヤニヤし続け、「いい悪いはべつにして、手法としては面白いですよ」と黒いミッキーのアイデアに感心した模様であった。

   さすがに衆議院議員の江田憲司は「ディレクター、プロデューサー的にはそうかもしれないが、ハマスは自爆テロを奨励する危険な組織で~」等の常識発言でバランスを取ると、テリーも同調するが、あまり真剣味は感じられなかった。

   中国のミッキーもどきは非難を浴びるとすぐに退散したようだが、こちらはイスラエルのマスメディアやパレスチナの自治政府から問題視されながら、居座り続けているのだという。