J-CAST ニュース ビジネス & メディアウォッチ
閉じる

「申請主義を隠れ蓑に、怠慢のままこれまで・・・」

   コムスン不正問題に続いて、年金の新たな記録漏れ。高齢者をめぐる厚生労働省絡みの事件続出で、世の年寄りは唖然とし、呆然となり、絶叫しそうだ。

   年金の新たな記録漏れは、6月6日の衆院厚生労働委員会で柳沢伯夫厚労相が明らかにしたもの。記録が消えた5000万件以外に、基礎年金番号を統合しオンライン化する際に、旧台帳の1954年までの厚生年金加入者の記録1430万件をコンピューターに入力しなかった。

   社保庁が放置していたのは、年金受給者本人が受給開始時点で申請すれば、倉庫から記録を探せると判断したからという。

   岩上「社保庁の申請主義を隠れ蓑に、あぐらをかき怠慢のままこれまでやってきた。特に許せないのは昨日の柳沢大臣の発言だ。『もうお亡くなりになったと思いますけど』にはカチッときた」。