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「赤城」首相?サミット記事のミステリー

   「えー!?」「どこで入れ替わったの!?」とスタジオでは驚きの声があがった。これはドイツの新聞がG8開催に合わせ、各国首脳を特集した記事で起きたミステリーである。

   その記事では、なんと!! あろうことか、日本のプライム・ミニスター、安倍晋三の写真として――赤城徳彦・農水相の顔が掲載されていたのだ。

   はたして、そのワケとは…元・新聞記者で番組コメンテイターの大谷昭宏はこう推理する。「おそらく、一番直近に通信社が配信した映像を…『これだ』と使っちゃったんだろう」

   通信社配信で安倍がらみの記事かなにかがあり、そのなかでは赤城の農水相就任を伝えていたのだろう。で、赤城の写真がついていたのを、件の新聞社は安倍と勘違いして掲載した、ということらしい。

   それでも、安倍のかわりに載ったのが"新しい"農水相だったということは――そのひとつ前に日本から配信されてそうな議員のことを考えると――不幸中の幸いで、縁起でもないブラックジョークを間一髪で回避できたのかもしれない。