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「ボーナス返すより年金返してほしい」

   ずさんな年金処理のお詫びとして社会保険庁が打ち出した全職員の6月賞与自主返納に、小倉智昭キャスターやニューズウィーク編集長の竹田圭吾が「参院選向けのパフォーマンスだ」と激怒した。

ボーナス返すより年金返してほしい

   安倍首相や柳沢厚労相に続いて、社保庁も村瀬清司長官を筆頭に全職員1万7000人が役職に応じて6月賞与を自主的に返納する方針を決めた。これに小倉が「冷静に考えておかしい」と、以下の正論を。

   「職員の使い込みで大穴があいたというのではない。支払うべき人に払っていないのだから年金は貯まっているはず。ボーナス返してもらうより年金返してほしいんですよ。ボーナス返納してもらっても何の意味もない。むしろ今の職員はボーナスを上げるべきでは?」

   参院選に向けた支持率回復のための奇策というか窮余の策というか。小手先のパフォーマンスではむしろマイナスかも。