ハンカチ王子、ハニカミ王子と最近は「王子」ばやりだが、大衆演劇の世界に「ナガシメ王子」という王子がいるそうだ。早乙女太一、15歳。7月14日夜8時から、そのドキュメンタリー特番「早乙女太一スペシャル 天賦の舞」がBS朝日で放送される。
浅草の大勝館を中心に活躍している女形の役者で、北野武監督の映画「座頭市」にもちょっと出ている。大衆演劇のプリンス、天才的な女形であることは間違いないようだ。とにかくすごい人気で、チケットがすぐに売り切れちゃうらしい。
でも、マスコミが「ナガシメ王子」とつけたら、本人が「古い」と言ったとか。今は若いスターが出てくるとなんでも「○○王子」とつけたがる風潮があるが、いかがなものかと思うよ。
この大勝館の大スターがどんなに綺麗なものか。この目でしかと見てみたい。
王子ばかり つくるな狐が 化けて出る