今日の朝刊各紙のトップ記事は福田内閣の支持率。低い順からあげると――
朝日=53% 毎日=57% 東京=57.8% 読売=58% 日経=59%となって平均すると57%。目立つのは朝日の"低打率"だ。トップの日経とでは4%も違う。
なぜ?といった話はおいといて、とくダネ!では<意外な高支持の理由>・・・
"意外な理由"とはまさか71歳の「ふふふ笑い」人気ではないはずだ。安倍内閣末期の低い支持率に比べての話。まぁまぁの数字だったね、という感想になる。
「どういうことですかね。率直にその数字を受けとめておきます」新首相はまんざらでもない顔で「ふふふ」・・・
番組では、背水の陣内閣のこの数字を政治ジャーナリストの伊藤惇夫が1枚のフリップでまとめた。
(1) 安倍政権の最後があまりにも悪かったので、株の底値と一緒でこれ以上、下がらないんじゃないかの期待感
(2) 福田康夫という男のそこはかとかもし出す安定感と、癒し系のキャラが求められた
(3) 政策面でいえば良くも悪くもあいまい。ただいまのところは批判するべき点がない
(4) ご祝儀相場
小倉智昭は言う。「支持率というのは面白いもので、内閣がリセットするとポンと上がるんだよね」発言の意味は、意外ではなく当然の結果だとしている。となれば、ご新規さんに対する期待のご祝儀となるのか。
「落ち着いてよかったという数字なんでしょうか」(佐々木恭子アナ)
岩上安身のコメントはユニークだった。
「国民は安倍政権で痛々しく落胆をした。まるで入れあげたダメ男に痛められてキズついた心理だった。そこで、とりあえず期待しようという数字ではないでしょうか」 おぼっちゃまクンに懲り懲りしました。そして、どしっと構えた年上のオジサンに乗り換えました。
・ ・・これが高支持率=意外性につながったと判断すべきか。