F1世界選手権今季第15戦「フジテレビ日本グランプリ」は9月28日、静岡・富士スピードウェイで開幕する。ここでの出走は30年ぶりだ。
今朝のとくダネ!は自局で中継するとあって、ホイホイ浮かれ気味で盛り上げた。
富士山の裾野で行われるとあって、レ-スとともに世界中の人に"ニホン名物"フジヤマの景観をアピールしよう。ついでにフジTVも・・・・
番組では現地から中継アナの報告。スタジオではヘルメットを持ちレーシング・スーツに身を固めた田中大貴リポーターがはしゃいで「今日はスタジオにこのようなモノを用意しました」
モノはでかい。ホンモノのレーシングマシン(とはいっても2年前に退役)がスタジオを占拠している。製作費用は20億円。
「よくクラッシュするでしょ。5台クラッシュすると100億円ですか」(佐々木恭子アナ)
小倉智昭がドライバー・シートに乗り込もうとしたが、狭くて入らない。取り外せるハンドルは小型のノートパソコンぐらいの大きさで軽そう。
そのスピードは最高速で370キロ。「タイヤの付いている戦闘機」といわれているそうだ。
鈴木亜久里にいわせると「100メートル競争をすると、一般車はサンダルでこっちはスパイクシューズで走るようなもの」――
300キロのスピードで競うマシンのバトル。精密なメカニックと、人間によるハンドルさばき、そしてピットにおけるバックアップなどの総合力が勝敗を決める。
車体やドライバー・シーツに付けるロゴ(スポンサー広告費)は小さなものでも億単位だ。
「来年はひとつ“とくダネ!”のロゴを貼ってもらおうか」・・・何かいわなければならない職業であるメイン・キャスターのどうでもいいひとこと。
それよりもせっかくスタジオにマシンが実在しているのだから、その凄まじい爆音も聞かせてもらいたかったね。残念だった。