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週刊朝日編集長様、コメントは「プロレス的」でお願いします

   六甲山の麓の神戸では、住民がとある迷惑オジサンに悩まされているという。イノシシが度々出没するこの地域、“イノシシにエサやるな条例”まであるというのに、この男性は毎晩のようにエサをまいているというのだ。

イノシシと人が共存できる道はないかなあ

   彼の主張は明快だ。「汚職やってる議員が決めた条例なんか、守ってられるか。人間のせいでイノシシはエサがなくなってるんだ。俺は続ける!」

   この男性に条例が適用されたことはないそうで、市側の対応などについてひとしきり、議論があったあと、山口一臣・週刊朝日編集長が今さら発言を繰り出す。

   「どうしても、イノシシと人が共存できる方法はないかなあ、と考えちゃいますよね。男性の言うことも一面の真理だし…」

   もっともなご高説だが、いかにも朝日新聞的なコメントではないだろうか。

   そこはスパモニのスタジオだ。ワイドショーにおいては、もっと(ボクシングではなく)プロレス的な――相手の足を掴んでひっくり返すような――発言をお願いしたいかもだ。