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渡辺行革相自信の根拠 各大臣ときょう対決

   スパモニがしつこく追いかけている「独立行政法人改革」が、きょう天王山。町村官房長官と渡辺行革担当大臣が各大臣と最後の折衝を行う。その大臣がまたまたスタジオに登場した。

「辞める」と言えば効果ある

   そしていきなり本題にはいった。玉川徹が懸念をぶつけた。

   「官房長官の裏方を務める官僚の画策が懸念される。一部では『数合わせでいい』という声も聞かれる」

   大臣「首相は、各大臣に『政治家としてリーダーシップを発揮して。反対は役人にまかせておけ』といってる。裏方のみなさんも首相の指揮下にある」

   玉川「焦点の都市再生機構(UR)と雇用能力開発機構だが」

   大臣「小さいところは事務方に任せてある。大きいところはわたしがやる」

   鳥越俊太郎が「もし、通らなかったら、『こんなのやってらんねぇ。辞める』といったら、効果がある」と挑発したが。

   大臣「アッハッハ。そういう場面にはならないと思いますよ。首相にも官房長官にも説明してあるし、(官邸は)決断する。交渉ですから、多少はあるとは思いますが、基本路線は変わらない」

   赤江「もし本丸の改革ができなければ、自民党にはできないんじゃないかという見方も出てくる」

   落合恵子「選挙を前に私たちも有権者もしっかり見ている。期待してますから」とエールを送ったところで、臨時閣議のため大臣退席。

   玉川が「官邸もこれを見てると思うんですよね」

   鳥越は「先の2つが焦点だね」

   玉川がフリップを出して、「先の2つはともに職員数4000人以上、財政支出1000億円以上だから、ほかのものとは違う」と。

   萩原麻衣子は「天下りの温床になっている。事務次官、局長クラスが理事長、理事になっていると、所管官庁もものがいえない。これを改革しないと既得権なくならない」

   落合は「もし改革できないんなら、選挙で答えを出すしかない」

   鳥越が「いま内閣支持率が30%台に落ち込んだ。年金、肝炎ときて、これに独法がついて3点セットになったら、選挙はきびしいものになる」

   筋道はその通りだが、さてどうなるか。25日閣議決定になる。