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米国タレント弁護士の実力は? ロス疑惑に参戦

   27年前の「ロス疑惑」でふたたび逮捕・拘留中の三浦和義容疑者(60)。ロス移送を巡り、今度はカリフォルニアの有名弁護士、マーク・ゲラゴス弁護士がついた。

   今朝の『とくダネ!』は、笠井アナが「ヤリ手弁護士はいったいどれ程のものなのでしょうか?」と解説した。

   ゲラゴス弁護士は、さっそく3月7日に「拘束は違法」と、即時釈放を求める声明を発表した。

   で、そのヤリ手ぶりだが、少年への性的虐待に問われた歌手のマイケル・ジャクソン(無罪)や万引で捕まった女優のウィノナ・ライダー(3年の保護観察処分)、飲酒運転のクリントン前大統領弟(保釈)などを弁護したことで知られる。

   タレントのデーブ・スペクターによると「アメリカでテレビコメンテーターもしており、日本でいうタレント弁護士に近い有名な弁護士です」という。

   この強力な助っ人なら、弁護料もさぞ高額では?の疑問に、返ってきた答えは時給500ドル(約5万2000円)。軽く億を超える可能性もある。いったいどう捻出するのか…まさかマスコミ相手にまた名誉棄損の訴訟を考えているのでは?といらぬ心配も。

   実は、アメリカの弁護士は数の多さもあるのだろうか、救急車を追いかけて顧客を捜す意味の「アンビュランス・チェイサー」という言葉がある。

   「示談屋」などいい意味では使われていないようなのだが、「有名人」の場合は、安くしてくれる可能性があるという。

   で、強力助っ人の戦略だが、アメリカは陪審制で印象が大事というわけか、被告をテレビに引っ張りだして、好印象を狙う戦略が考えられているとか。

   またぞろ、三浦容疑者のド派手なパフォーマンスによる「変な有名人」姿が見られるかも。