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失踪直後ニヤニヤ語る男 「バラバラ」ほのめかす

   東京・江東区のマンションで23才の女性が忽然と消えた事件が急展開を見せた。住居不法侵入の疑いで逮捕された33才の男が殺害もほのめかす供述を始めたのである。男は女性の部屋からひとつおいた部屋の住人だった。


   番組は、4月18日に起きた事件の後、インタビューに答える男の映像を流す。「僕を疑っていることもあるかもしれない」とか、ニヤニヤ笑いながら話す男。ほかにも、「叫びとかは聞こえない…事件があった夜は部屋でおとなしくしていた」とか、よくしゃべっている。

   スタジオゲストの坂本啓一・元滋賀県警鑑識課刑事によると、犯人であればあるほど人前に出たがるのだそうだ。自分を捜査の外におきたがるのだという。

   逮捕の決め手は、女性の部屋に容疑者の指紋が残されていたこと。警察がマンションに住む約170人(150戸)の協力を得て採取した指紋のうち、容疑者のものだけが女性の部屋にあった指紋と合致した。「人権の問題があって、指紋をなかなか取れませんよね」と小倉智昭が疑問を口にすると、坂本・元刑事は、「これは関係者指紋といいまして、数か月で消えてしまいます」と答えた。配慮はしてある、ということだろう。

   容疑者が「バラバラに切断した」と言っているらしい遺体はまだ見つかっていない。風呂場の天井裏に隠し、バッグなどで運びだした可能性がある、という推理も披歴されていたが、果たしてどうなのだろう?