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五輪応援規制は「暴動になりかねない」

   <テレビウォッチ>北京五輪は開会式前に早くも戦いが始まった。番組は、昨日(8月6日)のサッカー女子予選リーグ1回戦、なでしこジャパン対ニュージーランドの試合にことよせて、話題の「観戦ルール」が、実際はどう運用されるのかに注目した。

テリー:熱いサポーターが来ると…

   番組によると、中国側が示す「禁止項目」は以下のようなもの(在中国日本大使館のまとめ)。

・太鼓やラッパなど「鳴り物」の使用
・旗ざおやとがったカサなどの持ち込み
・大きな国旗や横断幕の持ち込み
・同じ柄の服や帽子を集団(3人以上)で着用
・料物の持ち込み

   結構、厳しく、テリー伊藤はこれまで「スポーツにこんな政治を入れるならオリンピックなんか開催するな」と憤っていたが、きのうに限ってはそんなにうるさい介入はなかったらしい。

   観戦した関係者の話では「選手の父兄のほとんどがユニホームを着て応援していたけど注意されなかった。横断幕も出してもすぐ引っ込めたので特に問題なかった」とのこと。

   はちまき、国旗についても注意は受けなかったという。

   加藤浩次は「日本側が気にしすぎているのかも」と言い、テリーは「ヨーロッパから熱いサポーターが来ると、この程度で怒ったら、暴動になりかねない」と息巻く。

   ロバート・キャンベル(東大教授)は、「舞台が北京に移るとどうなるか」と冷静だった。

   熱い戦いがつづくと何が起こるか、確かに予断を許さない。