お笑いタレントの桜塚やっくんは、学生時代に1週間で20万円もらえるバイトをしようと出かけたことがあると、2008年11月17日のブログで明かしている。
そのバイトとは、新薬開発のモニターだ。1日決められた回数、薬をのんで、後は決められた部屋でゲームをしたりDVDをみたりして時間を潰すだけ。それを1週間くらいやると20万円くらいもらえる。大抵は安全だが、投与する薬の危険度によってもらえるバイト代が跳ね上がるシステムなのだという。
やっくんは、学生時代にやってみようと参加したことがある。会場に着くとまずは健康診断をする。健康的な人でないと薬の効果がわからないからだ。会場で、偶然、同級生が並んでいた。あまり面識はなかったが、話しかけてみた。すると、同級生はこの実験の常連で、飲み薬以外にも注射や体を傷つけて完治するまでの経過を調べたりする過激な実験にも参加しているそうだ。どうやらギャンブルにハマっていて、借金返済のためにこのバイトをしている。
「そして今回はギャンブルの為かなりの借金をしてしまい、
それを清算するため一番長期で一番危険度の高い実験に参加すると言っていました。
おいらは、彼の話を聞いてるうちにだんだん怖くなり
結局採血だけして帰りました」
夏休みが明けて、学校で同級生の姿を探したが、「彼はぱったり学校に来なくなりました」。
風のうわさで、重い病気になったとか、なにかそんな理由で大学をやめてしまったそうだ。