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「環境をシノギに」麻生発言 「総理の言われたことは大切」

   <テレビウォッチ>「ゼニにしちゃおう、シノギにしようというのがすごい」。環境対策をビジネス化しているという「北九州エコタウン」などを視察した麻生首相が言ったそうだ。表現が下品な上に、暴力団的で不適切ではないかと示唆する(スポーツ報知などの)新聞報道を受けて、番組司会のみのもんたは杉尾秀哉・TBS解説委員のご意見をうかがった。

任侠マンガ読みすぎかな

   いつもは首相政府与党には容赦ない批判を浴びせる杉尾だが、「これは別に不適切発言とは思わない」と苦笑。「ただ、一般では使わない、暴力団の用語なんで……ちょっと任侠マンガ読みすぎなのかな」と、マンガ好きソーリにかけて皮肉ることは忘れなかった。

   一方、元銀行マンで環境、温暖化・CO2削減問題に積極的に関わる末吉竹二郎・国際金融アナリストは「総理の言われたことは大切なこと」と高評価。ビジネスこそが環境問題改善への原動力となるのであり、逆に言えば環境問題はビジネスにならなければいけない。末吉はコメントのシメにも「総理の発言は正しい」と述べるなど、首相のシノギ発言がいたく気に入ったようではある。