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アメリカ人「怒りの矛先」 「日本車へ」か「怠慢」ビッグスリーへか

   <テレビウォッチ> 米国自動車ビッグスリーのお膝元、デトロイトの駐車場で、日本車、韓国車やドイツ車など5台がパンクさせられ、スプレーで「BUY USA」と落書きされているのが見つかった、と番組伝える読売新聞記事。

そのほうがシャレになる

   その記事には「日本車など排斥の動きも」とムーブメント的にくくる見出しが付いていたが、「こういう出来事は、ごく一部(のレアケース)だと思う」と与良正男・毎日新聞論説委員は否定的。アメリカ人の大勢は、怠慢で技術革新を怠り、マネーゲームに踊ってたビッグスリーに批判的で、外国車はそれほど標的になってないというのだ。

   「(公的支援を求めに)自家用機で来たってのが、象徴的でね……」と与良。ビッグスリー首脳の自家用ジェット乗り付けエピソードは、みのら番組出演者の語り草となっており、ビッグスリーの名が出る度に言及されている印象がある。

   「『あんたたち自家用機で来て、帰りは売って帰るの』って聞かれたら、オレだったら『ハイ、すぐ売ります!』って言うよ」とみのもんた。「そのほうがシャレになるじゃん」と言い放ったが、スタジオの賛同あるいは笑いは得られなかった。