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合法と違法の微妙な一線 電動自転車の今

   <テレビウォッチ>整備不良、道交法違反状態の「フル電動自転車」が、大阪のミナミあたりで大横行中。取材する正義のリポーターと身勝手ライダーの愉快なトークを経て、スタジオに本物のフル電自転車(電チャリ)が登場する。「見た目はほとんど自転車みたいですけどね」と赤江珠緒キャスター。

見た目は自転車みたい…

   立花裕人リポーターが、試乗しながら、最近売れてる合法な電動アシスト自転車と電チャリの違いを説明する。それは自走できるかどうか。電チャリは、右手ハンドルにあるアクセルをひねるだけで、すらすらすいすいと狭いスタジオを音もなく走った。これは文字通りの「原動機付き自転車」であり、免許、ナンバーetcが必要である。

   電チャリは(違法状態の)原チャリ――それはいいとして、合法の電動アシスト自転車というのも、考えてみるとなかなかに曖昧な存在だ。人力でペダルをこぐことへのアシストだからOK、というが、低速域では人力に対して2倍の電気パワーが自転車を走らせている。そうなると、ペダルはほとんどアクセル代わりと思えてくるのだ。