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「WBC日本敗北」悔しがる鳥越 あの人の声が届いていれば…

   <テレビウォッチ>WBCで韓国に大勝して喜んだのもつかの間、1次ラウンドの決勝で韓国と再戦した日本は0-1で負け。スタジオでは、韓国に決勝点が入った場面を、鳥越俊太郎が振り返っていた。

その途端打たれたんですよ

   三塁線に沿って打球が飛び、三塁手の村田修一が右に横っ飛びしたが、及ばず――。この直前、鳥越によると、テレビ解説の古田敦也は「村田は、もうちょっと三塁間をシメ(閉め?)たほうがいい」と指摘したという。このコメントでは、どうにも意味が不明だが、たぶん古田は、もっと三塁線寄りを守れ、と言ったのだろう。

   「その途端に打たれたんですよ。間を抜かれたんですよ」。古田(前ヤクルト監督)が見抜いていたことを、なぜ日本ベンチは指示できなかったか。「そこがちょっと惜しかったな」と、腕組みをして、残念そうな鳥越であった。