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「社会の役に立たない金食い虫」 介護と「官僚の発想」を鳥越解説

   <テレビウォッチ>介護報酬制度が4月から改定され、報酬が微妙にアップした。しかし、介護職員の待遇改善、人材確保という「目標と改定の内容が合致してない、足りない」と作家の吉永みち子。

変えなきゃダメ

   その吉永のコメントが終わらないうちに、ジャーナリストで番組メインコメンテイターの鳥越俊太郎が口を挟んだ。スパモニは4月の番組改定によって、番組コメンテイターの人数はさらに削減。その一方で鳥越の出演日は月~金のフル出演へと増加した。鳥越依存度が高まるこの番組ではある。なおコメンテイターの報酬単価がアップしてるのかは分からない。

   さて、鳥越が考える政府、役人の頭の中はこうである。「介護を受ける人たちは社会の何の役にも立たない金食い虫だ。だから、できるだけギリギリのところでやって行こう、という発想があるんじゃないか」

   そういう介護世代を見る働く世代が「自分たちも年を取ったらああなるのか」と思ったら、働く意欲は失せてくるはずだ。「そこのところの考え方を変えなきゃダメだよ!」。大きな身振り手振りを交え、抑揚をつけて、メインとしての存在感を発揮していた。