J-CAST ニュース ビジネス & メディアウォッチ
閉じる

デサント水着非承認問題 「日本いじめ」なのか

   <テレビウォッチ> 日本人競泳選手が世界記録を更新――と思いきや、着ていたデサント社製水着が国際水泳連盟(FINA)の審査待ちのもので、後に事実上不合格と判明。世界記録として公認されない恐れが出てきた。

ちょっとおかんむり

   今回、FINAは世界21社348種類の水着を審査し、そのうち136は要修正との判断に。番組によると、件のデサント水着は水着と肌の間に隙間があり、水着に空気をためる「エアポケット」効果で不当な浮力を得ているとされたのだという。

   「(国内の)メーカーはちょっとおかんむりです」と笠井信輔アナ。エアポケット効果の具体的な数値や計測方法が明らかでなく、修正点も示されていないのだ。

   その一方で、体に密着するタイプでエアポケット効果のない英スピード社製水着は審査に合格。いかにもなにかを示唆しているようだ。「(スピード社の)レーザー・レーサーならOKと言ってるようで、なにかウラがあるんじゃないのと勘ぐりたくなる」(岩上安身・ノンフィクション作家)

   日本人選手やメーカーは世界に出るとつねに不平等な競争を強いられており、悪の国際組織から「狙い打ち」される危険につきまとわれている。世界一不運な日本人に、またしても不幸な被害が出てしまった。