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キンコン西野 「本を読むのが苦手だが……」

お笑いコンビ・キングコングの西野亮廣がブログで、苦手な読書に挑戦してみたことを書いている。

   2009年5月24日の記事によると、西野は「昔から本を読むのが苦手で、この28年間で読んだ小説を数えても10冊にも及ばない」。しかも、途中で読むのを諦めた本もあるとか。読むスピードも遅いらしく、小説からはすっかり遠ざかっていた。が、「面白いのは本当に面白いよ」という声もあり、ここは一念発起した。

   「品川さんに相談。『小説を読んでみようと思うんすけど、絶対にハズしたくないので、確実に面白いのを教えてください』という後輩の勝手なお願いに対し、答えていただいたいくつかの作品をメモする。その中から帰り道の本屋に置いてあった作品を購入。湊かなえさんの『告白』と、和田竜さんの『のぼうの城』」

   いずれの2冊も移動時間を利用して、読みふけったみたいだ。自身の読解力が劇的に進化したわけではないとおどけながらも、ストーリーにはぐいぐいと引き込まれていく。結局この2冊は2週間で読みきった。

   ちなみに、ブログの続きによれば、ひょんなことから、『のぼうの城』の作者・和田竜のコラムの挿絵を描く運びになったのだそうだ。この偶然に対して、西野は「このドンピシャな感じは何かあるな」と快く引き受けたのだった。