<テレビウォッチ>「テレビも新聞も、先週末まではインフルエンザ一色の感がありました……」とオープニングトークの口火を切った司会の小倉智昭。
すっかり縮小した報道のなかで、神戸市ではインフルエンザ「安心宣言」を出したことが小さく伝えられた。ただ、8月までの宿泊や宴会のキャンセルなどが8万4000件に上るなど、経済的損失は大きいようだ。
「ボクはインフルエンザ報道の当初から、ちょっと騒ぎすぎではないかという姿勢をひとり貫いてきました」と唯一無二の慧眼ぶりをアピールするオグラ。ボンクラな視聴者からは「オグラは国民の安全を軽視してる」などの厳しいご意見も寄せられたそうだが、「いまになっても、どう考えても……国の見方は甘かった」とオグラの勝利宣言。
国の「騒ぎすぎ」によって、大きな経済的損失が出てしまったとオグラは考えている。舛添厚労相も近頃ぱったり見なくなった。厚労相、政府からも「安心宣言」を出したらどうか、オグラは高らかに訴えていた。