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静岡知事選の結果 「衆院選」の予兆なのか

   <テレビウォッチ>「またまた自民党が地方選挙で負けました」と、笠井アナが7月5日行われた静岡知事選挙の結果を取り上げた。

見え見え

   間近に迫る衆院選の「前哨戦」と位置づけられた選挙の結果は……

   民主、社民、国民新党が推薦した川勝平太候補が72万8706票で当選。前副知事で自民、公明推薦の坂本由紀子候補は71万3654票だった。

   その差は1万5052票でぎりぎりの競り合い? 「と思うほど簡単ではありません」と笠井が票の「解説」を。

   というのも、3位につけた海野徹候補はもともと元民主党参院議員。民主党の分裂選挙で、坂本候補が有利のはずといわれていた。

   ところが海野候補も33万2952票を獲得。この票と川勝票を合わせると民主党を中心にした「野党票」は106万票で、「与党票」に大差で勝ったというわけだ。

   来週日曜日(7月12日)には都議選もあり、自民党としても捨ててはおけないハズだが、逆風を止める手立ても尽き果てたのか、河村官房長官は「結果は残念だが、はじめから地方選挙の1つであり、国政とは一線を画していると考えてきた」とのコメントを。

   これを受けてキャスターの小倉が「勝ったらこういうことは言わないよ、見え見えなんです」。

   ゲストコメンテーターの高瀬淳一(名古屋外国語大大学院教授)はさらに「必ずしも民主党が圧倒的支持というわけではないかもしれないが、自民党離れがはっきりしましたね」と、自民党に引導を……