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押尾学被告とガンズ 過去の栄光と今

   <テレビウォッチ>大のロック好きの「押尾被告イチ押し」(スポーツ報知見出しより)、ガンズ・アンド・ローゼズが12月に来日公演を行うことになった。

   「そんなにすごいの、このバンド?」と関心なさそうなみのもんた。と、ここで番組アシスタントの竹内香苗アナが「すごいんですよ。わたしも大好きだったんです」と意外に前のめり気味にコメント。「激しい曲が多いんですけど、バラードもあったりして、よく聴いてました」とのこと。

   もっとも、いまの「ガンズ」は押尾や竹内が好きだったガンズからは、ずいぶん遠く、かけ離れてしまったかもしれない。時は流れて、バンド名を名乗る権利を持った偏屈なオリジナルメンバーひとりが残り、10年以上もひとつのアルバムをだらだらと制作しつづけ、それがときたま語り草になった程度の「バンド」でしかない。

   昨2008年、ついにその問題のアルバムが発売され、今回のジャパンツアーはそれをひっさげて――との名目だが、スタジオに流れた曲といい、資料映像のPVといい、それらはデビューアルバムのものだった。ただし映像は、現存しない他のメンバーたちが映らないよう、見事に編集されていた。