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工藤公康 「魂を込めて投げたいと思っています」

   <テレビウォッチ>横浜ベイスターズから戦力外通告を受けた46歳の工藤公康投手が2009年9月16日のブログで、心境を語っている。

   来季の契約がないことは、13日にわかっていたという。この報告をマスコミの前で話したときには少し緊張し、「あ~本当にここにはいられなくなるんだ」と実感した。これまでの辛さや悲しさが、こみあげてきたようだ。

   チームに所属した3年間は「僕にとってとても幸せだったと思うし、何よりも温かく迎えてくれたファンのみんなには本当に心から感謝しています」。ベイスターズを強くしたいという思い一心で野球に取り組んできたが、納得の結果は出せず、思いだけではプロの世界を生き抜くことはできないことを感じてもいる。

   工藤投手は今後も現役続行を希望しているが、さしあたり、残りの試合に集中していきたいとする。「一軍にいられるうちは、一球たりともおろそかにせず、魂を込めて投げたいと思っています」「横浜ベイスターズのユニフォームを着られる限り最後まで全力で、投げたい!」。

   なお、工藤投手は戦力外を報告した翌日、ヤクルトスワローズ戦に3番手でマウンドへ。3分の2回を無失点で切り抜けた。