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巨人優勝「昔と違う…」 ビールかけどこか空しい訳

   <テレビウォッチ>朝ズバッ!が本日(9月24日)の各新聞朝刊を並べたところ、スポーツ紙は「虎・虎・虎」のデイリー含めて全紙が「巨人、リーグ優勝」が一面。半面、一般紙で一面写真で大々的に報じたのはケーレツの読売のみだった。

   「昔はもっと扱いが大きかったと思うんですが……」と、夏休みのみのもんたに代わって司会をつとめる竹内香苗が質問する。

   「クライマックスシリーズの導入で、リーグ優勝の意味が薄れたこともあるのではないか」とは、番組コメンテイターの金井辰樹(東京新聞・中日新聞 政治部デスク)の回答だ。

   クライマックスシリーズとは、たったの6チームが、全くの同条件で1シーズン140試合も延々戦って順位を決定したあとでさらに行われる日本一シリーズ出場決定戦。屋上に屋を重ねるような奇怪な戦いだ。

   中日ファンだという金井も「クライマックスで勝つ」構想はありつつ、「クライマックスは、小選挙区で負けて比例で復活するようなもの。気持ちが切り替えられない」。導入から3年目のクライマックスだが、いまだ戸惑いを持つファンは少なくないのかも……。