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「移転にも金」ビビる福島大臣 消費者庁それでも「移転せよ」説

   <テレビウォッチ>番組が取り上げた毎日新聞記事によると、福島みずほ消費者相が消費者庁の移転問題をめぐって、思案を重ねているという。

   現在、庁は山王パークタワーに入居。赤坂TBSにもほど近い一等地で、お家賃は年間8億円。しかも「1部屋、1部屋がすごく立派」(与良正男・毎日新聞論説委員)だというので、持ち上がった移転問題。

   しかし、入居するまでに設備工事費などで13億円かかっており、持ってけるものを除いて、6億円ほどがムダに。さらに新居先の設備工事費が数億円かかる。行くもカネ、とどまるもカネ――ということで、福島は賃料の減額交渉も選択肢に入れているそうな。

   一方で、問題は(目先の)カネだけではない、との考え方もある。与良も「姿勢の問題でしょ。やっぱりそんな豪華なところで消費者庁って、ふさわしくないですよ。ここでちょっと高くついても引っ越したほうがいいと思う」と、引っ越しを推進。

   そのコメントを聞いてすっかり感服した様子の司会のみのもんたは「(与良は)さすが毎日新聞の良心」と持ち上げ、「ほんとそうだよ、(移転を)躊躇することないんだよ」と福島にアドバイスしていた。